· 

眼底出血と東洋医学。

こんにちは~('ω')ノ!!

 

 

毎日ニュースではコロナの猛威を奮っている状況が流れていますね💧

緊急態宣言が出て、首都圏と近隣県や感染が拡大し始めている地域では同じように外出自粛になっています。

 

 

今は特にウイルスの保有者になっている方が、周囲に感染させないように。

『集団免疫』を狙っての外出自粛とのことですが、しかし病気はウイルスだけではありません。

 

 

日々身体の不調が起こることも普通にありますし、実際持病というような慢性疾患で苦しんでいる方々もいるのです。

 

そういう方は、オンライン診断や自分で調べて辛さを解消することはできません。

 

もちろん時間も止まってくれません。

 

ウイルスも本当に恐ろしく大変なのですが(自分が罹ってしまったり、ウイルス保有してしまったり、死ぬこともある)

でも、それ以外も当事者にしたら辛いんです。

 

今回は、このウイルス騒ぎが起こる少し前、昨年からの患者様の症例報告です。

 

細かい内容は書ける範囲でしか書きませんが、最近良い結果が出ましたのでご報告させて頂きます。

【眼底出血の改善が見られた症例】

 

□患者様 70歳女性

□既往歴 糖尿病(ha1c8.4以上) 高血圧 (130以上/70以上 降圧剤服用中)

 

☆68歳の時に眼底出血と診断。

(その前年に両目とも白内障の手術を受けており、定期健診で発覚。)

 

→目薬を処方され、経過観察することに。

 

☆68歳7月

 

→目薬で経過観察したが、改善が見られず悪化。

 レーザー治療開始。(左目2回・右目1回)

 

→その後、再度目薬で経過観察。

 治療したところ以外にも出血部位出現しているので、病院はレーザーをすすめる。

 ご本人は目の見え方が以前より悪く感じるので、レーザー治療はしたくないと伝える。

 

☆69歳半ばまで定期健診で眼科の先生と話が合わず。

 でも、良い先生なので病院は変えたくないとのこと。

 

その頃、鍼灸か漢方薬で何とかならないか?とご相談を受けて治療開始。

 

定期的(やや不定期な時もありましたが月2~3回)に鍼灸治療。

刺絡含む。

 

漢方薬も同時に使っていくことをお話して、年明けから1か月を1クールとして2種類の漢方薬を使用。

<服用期間>

◆1回目 1月上旬から2月上旬

◆2回目 2月中旬から3月中旬

 

1回目の服用期間が終わった後に、眼科で検査をしたところ先生に眼底出血について指摘を一切されず、

次回の検査日だけ言われたとのこと。

 

(※患者様ご本人は何も指摘されなかったから、ご自分から突っ込んで聞けなかったとのことでした。多分進行が見られなかったから言われなかったのでは?と解釈しました。)

 

2回目の服用後に再度検診に行ったところ、もう眼底出血の心配は無いとのことで目薬は終了。

 

ただ、糖尿病と高血圧は持っているので、安心はせず年に何度か定期健診は継続していくとのことです。

 

<<考察>>

今回、目の疾患でしたが、どちらかというと血絡みの内容で。

眼科では眼底出血の治療法はレーザー治療と点眼液のみで、改善が見られなければそれを繰り返すのみ

というやり方で患者様も不安になっていました。

病院の先生のやり方も色々あるのかも知れませんが、約2年間の治療で改善が無いと不安になりますよね。

眼底出血に対して、鍼灸治療と漢方薬の使用で良い結果が得られた症例でした。

 

 

 

 

 でも、この患者様。

「眼科の先生に一切鍼灸治療と漢方薬服用の話はしていないから!!」って言ってました。

。。。言ってあげれば良いのに。

 

と、思いつつ。